ルリシジミの吸水行動

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ルリシジミが集団で吸水していた。10頭以上いたのだが、1か所に3頭くらいしか集まっていなかった。


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きっとおしっこをしているだろうと思って腹ばいになって撮る。


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何枚か撮れていた。


動画でも撮る。 


林道の日が当たらない場所、気温は18度前後、こんな日だから、体温調節が目的で吸水しているのではなさそうだ。
栄養を補給しているのだろうね。





今回、チョウの吸水行動について調べていると、中国新聞の記事に行き当たったので、そのまま転載する。


・中国新聞  2012.8.17
チョウ吸水行動の「謎」解明

 広島大(東広島市)の本田計一名誉教授(64)=化学生態学=と生物圏科学研究科大学院生の高瀬浩行さん(24)が、水たまりや家畜、人のふん尿に集まり、水分を吸うチョウの「吸水行動」は、アンモニアを摂取して繁殖活動に役立てるためだと突き止めた。絶滅危惧種の保全などに役立つ可能性がある。
 吸水行動はこれまでナトリウムの摂取のためというのが通説だった。本田名誉教授はチョウがふん尿や死体にも集まることに着目。アンモニアも摂取していると仮説を立て、2009年秋から高瀬さんと実験を始めた。
 琉球諸島に生息、頻繁に吸水するシロオビアゲハを学内で繁殖。吸水行動をさせて解剖したところ、アンモニアをナトリウムの1・16倍も摂取していた。
 このアンモニアを原料に体内でアミノ酸を合成、精子や精液タンパク質、胸部筋肉組織の製造に使っていることも判明。受精に直接関わる有核精子の割合がアンモニアを摂取していない個体より約3割高いことも分かった。
 これらのデータはいずれも精子の競争や飛行力のアップなど、繁殖に有利になることから、吸水行動は繁殖成功度を高めるためと結論づけた。
 高瀬さんは「絶滅危惧種の保護や繁殖に役立てばうれしい」。本田名誉教授は「謎が一つ解明できた。他の昆虫類ではどうなのかなど、さらに調べたい」と話している。

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by krsmagg | 2016-06-10 18:34 | チョウ


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